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2006年5月26日 (金)

友人の結婚

過日、高校時代の友人の結婚式に出席した。
最近の結婚式は、長々とスピーチするおっさんも余りいないし、料理も以前に比べるとマシになっているし、引き出物も実用性があるので、昔よりは格段に良くなった。

ただ、私は結婚という儀式には全く興味がない。
転職する前の会社は私などの受験戦争の敗者は傍流であり、一流大学出身者がとても多かった。彼らは受験戦争の勝利者であるが、勝ち続ける事は容易なことではない。

要するに会社の中でも出世を目指す訳だが、結婚を出世目的に利用する輩を私は何人も見てきた。
典型的な例として「上司の娘との見合い」なんてのがある訳だが、コネ入社の多い所だったので見合いではなく、「上司の娘と恋愛結婚」なんていうパターンが多かったのである。
そういう例に限って、不思議な事に相手の女性にも「この男を利用してやろう」という魂胆が見え隠れする場合がある。セレブに近付きたいだとか、金銭的な欲を満たすためとか色々あるのだが、一番多いのが「周囲に対する見栄」なんだな。

前の彼氏と別れた直後の結婚が多いのは心が弱っている所にハートがジャストミートしたからなのだろうが、前の彼氏に対する見栄もかなりある。また、同期の同僚や先輩後輩、学生時代の交友関係に対する見栄もあるだろう。「こんなにイイ男を捕まえたのよ」というわけだ。

派閥の論理と同じように、こういう結婚はお互いのメリットが消滅した際に呆気なく終わる。具体的に言えば女性の方が妊娠した場合。元々結婚した動機が不純なのだから仕様がないのだが、男が浮気に走る事になる。そして、女房の方も見栄を張る必要がなくなり、「なんで子供なんか産まなきゃいけないの?」と思うようで、互いの内面そっちのけでやれ、「相手の家柄が良くない」だの、「料理が下手」だのと互いの難所を罵り合う。そして、しばしば、その火の粉は会社に飛び火して我々関係のない者までを巻き込む訳で、こっちにしてみりゃ「はた迷惑」なのだ。

そんなカップルを3組も見れば結婚への夢は壊れる。扶養控除もなくなるだろうから、表面的な結婚のメリットはだんだんと少なくなるだろう。私の周囲を見ると大雑把に1年以内に離婚する奴が20%、3年以内で半数程度(3年を超えれば熟年まで何とか続くようだが)という感じだろうか。成田離婚を回避しても道は険しい。

何とも情けない話だが、「好きな女と一緒に暮らす」のであれば結婚という形式に囚われる必要なぞないと思ってしまうのだ。
ま、そんな事を考えるほど相手がいる訳じゃないんだけどね(爆)

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2006年5月22日 (月)

個人情報に神経質?

今日、某レンタルショップでDVDを借りる際、カウンターで「すいません。電話番号が反映されておりませんので、もう一度書いて下さい」と言われた。このショップを2,3年利用している私としては「?」であった。入会する時に電話番号は書きますよね?

最近、マンガ喫茶とかレンタルショップでは入会する時は申込書に携帯電話の番号とかメルアドを書く欄があるのだが、私は自宅の電話番号しか書かない。ウイルス付きメールが来るのは嫌だし、知らない人から携帯に電話がくるのは、色々とややこしいからだ。

しかし、自宅の電話番号も重要な個人情報である。我が家はただでさえ「あなたが当選者になりました!」とか「○○円をどうのこうの」という封書が結構来るし、「高校の友人の○○ですけど、**君(これは私の名前)はどこに勤めてらっしゃいますか?」といったウソ電話も来る。
従って、「もう一度教えて下さい」という言葉には妙に慎重にならざるを得ない。

私の時代は、出身小学校・中学校・高校・大学の卒業生名簿にしっかりと名前、住所、電話番号が記載されている訳だが、こういうものは100%どこかに出回っているだろうし、電話番号や住所を書くシチュエーションも病院の受付、レンタルショップ入会、マンガ喫茶入会などなど非常に多いのだ。しかも、そういった書類を書いた店が閉店したり倒産しているケースが非常に多く、個人情報が売却されているという被害妄想も私にはある。
現に某レンタルショップでアダルトビデオばかり借りていたら、結婚情報屋さんとか「秘密の出会い云々」というダイレクトメールがやたらに来た(今でも来る)

特に公務員や団体職員に多いのだが、銀行やサラ金から「特定融資先」に認定されるような所に勤めている人には多重債務者が多い。以前、北海道の某市役所で住民基本台帳や戸籍の情報が第三者に売られていたというニュースも記憶にある。何たって、こっちは所得だとか家族構成だとかプライバシーのカタマリの情報が握られている訳でハッキリ言って怖い。

神経質かも知れないが、自己防衛しか手段はないのだ(結局、件のレンタルショップに電話で尋ねたところ、入会時に記入した番号を端末に入力していなかったのでは?との事だったが何か解せない)

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2006年5月19日 (金)

良いホール悪いホール

小田和正さんのインタビュー本を読んでいると「大阪フェスティバルホールは良いホールだ」という記述に出会った。どのアーティストのインタビューでも「良い」とされるこのホールは1957年オープンなので相当古い。が、約3,000というキャパシティながらステージと客席が比較的近いので音の跳ね返りが非常に良いらしい。

よく、アーティストが「好きなホール」に挙げるのは倉敷市民会館や広島郵便貯金ホールなどであるが、札幌人の観客の私としては「愛着なら厚生年金、音なら市民会館」なのである。
北海道厚生年金会館を存続させて欲しいとは願うが、2階席の位置が高すぎる事が難点。1階席の一番前とステージの間は、そこに位置する取り外せないオケピ(コンサート時は黒い板を敷く)があるので遠いが、2階席の一番前からステージは結構近く見やすい(ステージが高い位置にある事も要因だろうが)。音響は割と良いと思うが、2階席に行くのに5階まで階段を使う(エレベーターは1基しかない)など改築を必要としない施設のリニューアルも願いたいと思う。

札幌市民会館は解体が決定してしまったのが残念だが、正面玄関からしか搬入ができないし、古いし(古いからこそ音響は抜群)、碁盤の目の街・札幌中心部にあるから、楽屋口が丸見え(これは厚生年金会館も一緒だが)等という難点がある。

市民会館はスモークをたいてもあまりヒンヤリしないでホコリっぽいのだが、厚生年金会館はロビーとホールの温度差があるのか、入るとヒンヤリする。それに市民会館では感じない機材の匂い(新品の電化製品みたいな)がする。2階席が高いとイチャモンをつけはしても、天井が高いのは(特に1階席の中央だと)気持ちがいい。

あるアーティストは「間口が狭くて客席が後方にだーっと並んでいるホールはダメ」と言っていたが音が拡散していくからなんだろうな。それじゃあ、新築のホールのほとんどはダメかも知れない。

古い建物を大切に使って行くのがやはり大事なのだ。

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2006年5月10日 (水)

史上最大の悪役

久々に『課長・島耕作』から『部長・島耕作』までを読み返している。島耕作は初芝電機産業の常務になってしまったが、課長時代より話のスケールが大きくなりすぎて、ちょっとついていけない所があった。このシリーズで一番好きなキャラクターは島が部長時代に急逝した上司である中沢喜一(部長→取締役→社長→相談役)。豪放磊落を絵に描いたダンディであり、一匹狼で常に誠実。まあ、愛人を作り子供まで産ませたから仕方がないのかも知れないが、最後は家族に見放された最期だった気がして残念だったなあ。

中沢相談役と同じくらい好きなのは『今野輝常』その人でしょう。島耕作シリーズでは史上最強の悪役。
今野は島より10歳年上の高卒社員(社歴では6年年長になる)。島が課長時代に主任として現れるが、この頃は福田常務の腰巾着。島や中沢の噂をリークし、部下の女性社員にセクハラし、同僚の皆に嫌われ、通信部という郵便を扱う部署へ左遷。

その後、しばらくは今野は出てこない。

が、島が部長になって島を嫌う岡林社長から左遷を命じられ、福岡の販売会社に専務として飛ばされた時の社長が今野だったのだ。福岡の時の今野も嫌な奴であり島の事をいじめ抜く訳だが、最終的には島が社長になり今野はリストラに・・・・・・・。

その時も島の陰謀だと散々わめきちらした今野に島が意見する(この内容は秀逸なのでコミックスで見てね)。だが、この頃から島と今野の人間としての付き合いが始まる。
今野は和歌山県の寒村で生まれ育った「いらん子」だった。ストレスの捌け口をイジメに転嫁させ皆に嫌われた。高卒後も同じスタンスで人生を歩んだが、ある程度以上の出世には人格が伴うと知った時には遅かった。「今野は嫌な奴」というレッテルは剥がれない。

島に説得されてサラリーマン人生の最後(第二の人生のスタート)は皆に好かれようと努力した今野は「会社に花を手向けにやってくるおじさん」という役割を自分に与え(まあ紆余曲折あったと思うが)、会社の皆と溶け込んで行く。そして、皆に惜しまれつつ最高のエンディング(定年退職)を迎える。

今野は社屋に向かって「ありがとう」と呟き、「初芝電産バンザーイ!」と叫ぶのであった。まあ、よくわからないが今野にも色々な葛藤があったという事だ。そして、最後は突然、仕事をさぼって現れた島が外車のレンタカーで今野を送り届けるというカッコ良すぎるエンディング。

うまくいえないんだけど、最後のシーンが特に好きなんだなあ。そして島が取締役に選ばれた時に嬉しくて号泣するんだな。

中沢氏の次に社長になった万亀さんという人も気持ちのいい男である。過去に何度かテレビドラマになった島耕作であったが、今、キャスティングするなら・・・・・
島耕作→神田正輝あるいはたくま伸(漢字わからず)、中沢相談役→津嘉山正種っていう感じかなあ。今野は高田順次なんかいいんじゃないかなぁ(この人は冷たい二枚目の役もこなせる)。
このシリーズは長いので焦らず読もう(それにしても出てくる女性が小池環境大臣似の美人ばかりとは。作者の好みか?)

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2006年5月 1日 (月)

日本のERも修羅場だ

私は過日、北海道K市にある実家でぼーっとしていた。大型連休前に休みが取れた訳だが、仕事から帰ってきた親父が「腰が痛い」と泣きそうな顔をしている。私も腰痛の経験があるのでその痛さはわかる。更に、うちの親父は痛い・苦しいを滅多に言わない強い(いいフリこき?)男なのである。その親父が痛いと言えば、それは即座に救急だ。

実はこの街には夜間救急を担う某病院が存在するのだが、市民は全くといって良い程、この病院を信用していない。内科と外科を標榜しているが、外傷を扱えない外科医が当直している病院に誰が好き好んで行くのだろう。タクシーの運転手は「あそこに言ったら生きて出てくる可能性は低い」なんて毒舌を吐いているぐらいだし。私の知人も足の怪我でこの病院に行ったら外科医は傷を見て「大きな病院の整形外科に行ってね」と言い、縫合も消毒も投薬もしなかった。一般外科医だから腹部外科が専門なのだろうが、それではあんまりである。
従って、ほとんどの急患は公立病院に受診する。この病院は救命救急センターであるから患者を断る事はしない。当番病院が別の病院であっても救急の待合室はいつも混雑している。
幸い、すぐに診察してくれレントゲンで骨に異常がない事を確認して、痛み止めの座薬を処方してくれた。痛みはかなり引いたようで(本人がいちばん)ほっとしたようだ。
ちなみに、その担当医は整形外科医ではなく当直の内科医だったらしいけど、レントゲンやCTの診断と初期治療は基本的にどの科の医師でもできるらしいので、件の救急病院の外科医は医者として無能という事になる。

それにしてもこの地域では今頃になってインフルエンザが流行しているらしく、待っている患者の半数以上は子供。コールされたのだろうが次から次へと来る他科の医師達。待合室の前を病棟へ急ぐストレッチャーが通る事は当たり前で、時には毛布とシーツでこっぽりと覆われた人と慟哭する残された人が一緒に霊安室に行くために通過する事もある。海外ドラマ『ER』に負けない地方病院の修羅場。札幌なら医大病院や市立病院はいつもこうなのだろうか?と思いながら特急の中で弁当を食う私なのであった。

実家では携帯電話を水たまりに落として途方に暮れた。幸い、水抜きをしたら着信音も鳴るのだが、5年も使ったのだから、機種変更の時期なのかなぁ。

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