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2007年3月24日 (土)

何が不安?

北海道に住んでいると、「格差社会の負け組」だとか「病院から医師がいなくなる」とか、様々なマイナスのイメージで物事が語られる。「だって、田舎だもん」。

格差社会とはいうけれど、統計上のマジックもあるし、「お金がないから良い教育を受けられない」とは言うけれど、私などは事情があって高校と大学は自活していたので、格差社会のSUPERな負け組であろうが、それでも、普通に生きている。預貯金だってそんなになく、過去に病気をしたから、生命保険加入の審査も厳しい、会社員であるから経済的な安定は余りない。負の要素を挙げればキリがないが、それでも幸せに生きている。

地域の基幹病院から医者がいなくなるのは確かに不安。だけど、これも感情的に騒ぎすぎっぽい感じ、するんだよなあ。風邪をひいたぐらいで総合病院にかかろうとするから、不安なのであって、平成に入るまでは、ほとんどの人が少々の身体的不調など気にしないで生きてきた(まあ、インフルエンザのように行政と病院がグルになって受診誘導をはかっていた事は責められるべき事ではあるが)。お年寄りが不安になるのはまだわかるけど、20~40代の人が不安になる要素、あるのかなあ。

日本人はマスコミに扇動されやすい。それは今回のタミフルショック(インフルエンザにかかった訳でもないのにタミフルに恐怖を持つという不思議な状況)にも見られる通り、自分が不安になる対象を一生懸命自分で探している様な印象を受ける。不安がるのは、「その時」になってからでも、決して遅くはないのだ。

抽象的な事ばかり書いちゃったけど、行政や政治を監視するのは非常に重要。でも、悪い所ばかりに目を向けているのは精神衛生上良くない。都会暮らしに憧れる人も多いが、東京で数年暮らした経験から言えば、娯楽があっても、医者がたくさんいても、良い学校がたくさんあっても、東京はやはり住みにくい。

田舎・都会のそれぞれに長所と短所がある。「誰かが何とかしてくれる」と思ってはいけないとは言うけれど、「そのうちなんとかなるだろう」という気持ちを持ち続ける事も大事な気がしてきた。

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2007年3月12日 (月)

バッド・パウエル?

先程まで、会議の資料を作成しながら、ラジオ深夜便を聴いていた。明石勇アンカーの「エンジョイ・ジャズ」である。

この番組のリスナーは若者向け深夜放送とは比べ物にならないくらい、熱狂的な人が多く、時々、指摘のハガキが舞い込むわけだが、今回は「明石さんがバッド・パウエルと発音したが、バド・パウエルが正しいのである。まあ、badなエピソードがあるので、バッドでも良いのでしょうが」という洒落の利いた指摘。鋭い。

Bud Powell というジャズピアニストは通常の日本語表記で「バド・パウエル」と書く。ネイティブな発音は難しいので、日本語表記通りに読むのが一応正しい。明石アンカーも話していた通り「バッド」と「バド」の中間の発音で読めれば良いのであるが、日本人には恐らく無理。だが、そこを突くのがjazzオタクでもある(badというのは彼が麻薬やアルコールに溺れた事を指していると思われるが、この年代のジャズミュージシャンには良くあるエピソード。ジャズの影の部分かもしれない)

jazzというのは定義とか歴史、時代背景など、クラシック以上に「語る」要素が満載の音楽である。日本ではジャズ喫茶という文化があるので、「理屈っぽい」「敷居が高い」「面白くない」と言われるが、本来はロック以上に遊びの要素が詰まった面白いジャンルなのである。

先日、中村勘三郎の特集番組をテレビで見たが、歌舞伎に全く興味のない高校生の前で演じ、「歌舞伎って面白い!」と高校生を熱くさせた場面では圧倒された。芸の力である。

どのジャンルの芸術・娯楽でもごく一部のマニアがアーティストと一般のファンとの間に壁を作ってしまい魅力を半減させてしまう事がある。芸人が「芸もわからない奴が」と言い出したら、その芸人は終わりであるが、マニアが同じ事を言う事がままあるわけで、これは本当に惜しい事なのである。

歌舞伎等の伝統芸能だって、(異論はあろうが)、桜塚やっくん等と同様の「芸能」なのだから難しい事はなく、何の予備知識もなく見てみれば非常に面白いのである。

jazzも同じだが、jazzの不思議な所はバップだのファンキー・ジャズだのとジャンルが色々と分かれているくせに、ジャンルの定義が実に曖昧。どの本にももっともらしい事が記載されているが、どれも微妙に違うという事は、そんなもんは大したものではないという事だ。ラジオでもCDでもいいから、ちょっと聴いてみて、好きな曲があったら、そのアーティストの他の曲を聴けばいい。J-POPと同じである。だけど、jazzってつい、語りたくなる音楽なんだよね。

番組内ではもう1つ、発音違いの指摘が取り上げられていたが、明石アンカーは録音された放送を聞き直し、正しい事を確認し、「それはあなたの聞き間違い」とリスナーを切っていた。悪い意味でNHKっぽいというか、慇懃無礼というか、要するにちょっと大人気ない。

まあ、好々爺になるよりはマシかな。

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2007年3月10日 (土)

流行

記録的な暖冬となっている今年は、インフルエンザの流行が昨年より1ヶ月遅いペースとなっているそうだ。「北海道感染症情報センター」のページを見ると、定点あたりの患者数は昨年よりも若干多いと思うのだが、グラフは昨年と比較して4週間ぐらい遅れて線を描いている。昨年は6週がピークだったから今年は10週あたりがピークとなるのだろうか?(3/10までが10週、3/11からが11週)。ちなみに感染症情報センターの最新データは第9週であり、おおまかに1週間遅れてデータが発表されるわけだ。

インフルエンザの流行パターンは色々あるけれど、学校の3学期が始まると流行するのであるから、学校が春休みになる3/20頃には収束するのではないかと思う。

インフルエンザの流行源はズバリ「学校」。学校でやったり取ったりしたインフルエンザウイルスが家庭に侵入し、そこから大人にバラまかれる。医師の中には「学校で発生したインフルエンザが老健にいるお年寄りを肺炎にするのだ」と言い切る人もいるらしい。ノロウイルスもそうだが、学校でのうがい・手洗い励行がインフルエンザ大流行を防ぐ布石となりそうだ。

だが、学校というのは概して衛生的とは言い難い。自治体の行財政改革は利益を生み出さない施設を真っ先に狙うから、学校の建物改修や衛生設備の更新なんてなかなかやらない。耐震補強など夢のまた夢である。それにガキンチョはエチケットマスクなんぞしないから、ウイルスが暴れまくる。迷惑な話である。

今話題になっているタミフル。私は服用した事がないのだが、副作用では(?)と噂される異常行動よりも、タミフルで解熱して、すぐに登校や出社する方が怖いと思う。ある一定の期間は排菌しているのだ。

インフルエンザはウイルス感染症であるから、基本的には寝ていれば治る。人によって違うが早い人で2,3日、遅くとも1週間、ウンウン唸っていれば治ってしまうのだ。また、ワクチンよりも、実際に感染した方が免疫としては有益であるし、普通の風邪と比べて症状が長引かない。必要以上に恐れる事はないと思うのだが。

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2007年3月 7日 (水)

Vistaはいつ頃、買い時か?

私のメインPCは2003年夏に購入したTOSHIBAのdynabookである。WinXPでHDが40GB、メインメモリを256MB→768MBに増設した。また、2005年冬にHDがイカレたのでドライブを取り替えて今に至っている。現在のところ、フリーズも余りなく、サクサクと動いてくれているのだが、なんだか最近、PCから聞こえてくる高周波音(ピー、ウィーみたいな)が気になる。

結論から言えば、この音の正体は私の頭上にある蛍光灯の音。私の部屋は春~秋はエアコンを常時ONにしており換気扇も回しているため、部屋の中はいつも低音が鳴っているが、冬は集中暖房であり換気扇も余り回さないため、「しーん」とした中で音が気になったという事だ。だが、真夜中に一人、パソコンのキーを叩いていると、そういう些細な事が何故か気になる。きっと、購入時からあった現象だったろうに。

デスクトップPCに比べて静音であるとされるノートPCだが、どんな新品でもある程度の音は出る。特に高周波音は仕様がないと言い切る人がいたり、「そういうのは運だ」という人もいる。

私のdynabookの場合、今頃になって画面表示をtruetypeからcleartypeに変更したため、液晶及びバックライト周辺の機器に負荷がかかっているのかも知れない。だが、一度変更してしまうと再び戻せないのが画面表示。

ところで、Windows Vistaの売れ行きが余り良くないらしい。当たり前である。CADやデザインの仕事で使うならまだしも、ほとんどのユーザーはXPで充分。メールの送受信はそれこそWin98でも全く構わない訳だし、ホームページだってそんなにグラフィカルなものはないのだ。ちょっと前にプレステ3が余り売れていないという記事も見たが、要は価格が高いのである。量販店のVista搭載デスクトップの場合、15~20万円ぐらいの物が多く出ており、ノート型も同じ様な値段も物が多いのだが、XPならともかく、Vistaでメインメモリが512MBじゃストレスがかかって仕様がない。メモリを増設するのも結構高いのである(最初から2GBのモデルを買った方が安いという皮肉)。また、HDだってユーティリティが多いだろうから80GBぐらいじゃダメ。最低100GBは欲しい(できれば320GB)。

従って、量販店よりは自分でカスタマイズ可能な(余りスキルがなくてもわかりそうな)、DELLとかメーカーの直販サイトを見るか、BTOパソコンに手を出す事になる(オーダーをして組み立ててもらうのは一度実行するとヤミツキになるらしい)

基本的にPCは消耗品であるが、HDの修理さえ乗り越えれば、ほとんどの場合、PCオタクでもない限り、5年に1度ぐらいしか買い換えないと思う。中古PCの売れ行きが良いのは、「PCは消耗品である」事に皆が気付き初めてきた訳で、「だったら安いモデルでいい」と思うのは道理なのである。

きっと、今夏・今冬のボーナス商戦あたりから激しくなるであろう値下げに期待したいものだ。ま、今のPCはXPにしては割とハイスペックなので、ゆくゆくはセカンド機にするつもりだが、下取りという誘惑にも勝てるかな?

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